Theory入門

Note Names

ドレミと CDE、音の名前

「ド・レ・ミ」と「C・D・E」、書き方は違うけど、指してるものは同じ。音の名前のつけ方の話。

RIN

ね、楽譜とかコードのところで とか とか って文字よく見るんだけど、ドとかレとかとは別物?

RON

あー、それね。同じものを違う書き方してるだけなんだ。

ド = 、レ = 、ミ =

RIN

あ、対応してるんだ。

RON

うん。鍵盤の白鍵に、ドレミの7音と、CDEFGAB の7文字が、それぞれ1対1で割り当てられてる。

C4
D4
E4
F4
G4
A4
B4
ファ

英語圏(と理論書)では CDEFGAB を使う。日本では日常的にはドレミ、楽譜やコード表記では CDE をよく使うんだよね。

RIN

両方おぼえないといけないのか……。

RON

慣れたら自然に切り替わるよ。基本は 同じ場所を指してるだけ っていう感覚で OK。

黒鍵には「♯」か「♭」を足す

RIN

ちょっと、白鍵だけ7文字って、黒鍵には名前ないの?

RON

あ、あるよ。黒鍵には、隣の白鍵の名前に ♯(シャープ)♭(フラット) を足して呼ぶんだ。

C4
D4
E4
F4
G4
A4
B4
1
2
3

の間の黒鍵は、C から見て 半音上 だから 、D から見て 半音下 だから

つまり、同じ鍵盤に 2つの名前 がある。

RIN

え、同じものに2つも名前があるの?まぎらわしくない?

RON

うん、ちょっと不思議だよね。でも文脈で使い分けるんだ。

を基準にしてる話なら を使うし、:noteD を基準にしてる話なら を使う。

RIN

へえ、まわりの音との関係で決まるんだ。

Note Name
7 + 2

白鍵7文字+黒鍵に ♯/♭

音名は CDEFGAB の7文字(白鍵)が基本。黒鍵は隣の白鍵に ♯(半音上)か ♭(半音下)を足して呼ぶ。同じ黒鍵に2つの名前がつく。

7文字でひと回り、次のオクターブ

RIN

じゃあ、B(シ)の次はどうなるの?8文字目があるの?

RON

ううん、B の次はまた C に戻る。鍵盤を右に進むと、CDEFGAB CDEFGAB …… と、7文字がぐるぐるくり返す。

C4
D4
E4
F4
G4
A4
B4
C5
D5
E5
F5
G5
A5
B5

ひとまわりぶんの距離を「オクターブ」って呼ぶよ。

RIN

同じ名前が、高さ違いでくり返してるんだ。

RON

うん。同じ でも、低い と、高い はオクターブ違いの仲間。

RIN

ふーん、文字は12個もいらなくて、7文字でやりくりしてるのか。

Q&A

Qなぜドレミと CDE の2つがあるの?

歴史的な経緯だよ。ドレミ系(イタリア語起源)は歌う時に使われ、CDE系(英語)は楽譜やコードの表記で使われることが多い。指してる音は同じ。

Qドイツ語の H って聞いたことあるけど?

ドイツ語圏では B のことを H と書くんだ(紛らわしいけど)。日常的には CDE 系で読めば困らないよ。

Q日本語の「ハニホヘト」は?

日本古来の音名で、C=ハ、D=ニ、E=ホ、F=ヘ、G=ト、A=イ、B=ロ。「ハ長調」の「ハ」は C のことだよ。